梅干の製造工程
紀州南高梅の生産量日本一のみなべ町で自家栽培・製造・販売
創業から続く伝統の製法を守りながら一粒一粒丁寧に吟味して漬け上げております。
梅干ができるまで
梅干が出来上がるまですべての工程で大体5ヶ月かかります。
美味しい梅干を作るため時間をかけてじっくり漬け込んだ熟成した梅干を堪能できます。
塩漬け
梅干にするのは完熟した梅を使用します。完熟梅でつけるとより柔らかくて美味しい梅が出来上がるからです。
完熟梅はすぐに傷んでしまうためすぐに塩漬け作業をします。
大体1か月間タンクの中で熟成させます。
天日干し
漬け上がった梅は2,3日天日干しします。ここでも丁度良い干し具合を調整するために満遍なくお日様にあてるように手作業でひっくり返します。
干し上がった梅は樽の中で熟成保存。
熟成することによってより美味しい梅干になります。
洗浄・選別
樽に保存していた梅干は入念に水洗いし、ごみ等を取り除きます。そして、企画に合わない梅干を選別していきます。南高梅の皮はとても薄く破れやすいので、丁寧に水洗いしております。
調味(漬込)
弊社で一番肝心なのは漬込です。
梅干の味付けの漬込は
大体2週間ぐらいといわれてますが弊社では2倍の約1か月漬け込みます。
味に均一になり、種の周りまでしっかり味がついて美味しくなります。漬け上げた梅干は一日保管室に置きます。
一日置くことで調味液が一定になり、より安定したお味に仕上がります。
成分検査
塩度酸度の濃度を検査します。
塩度酸度のバランスにより味が変わってきますので味見もして確かめます。
さらに梅肉と梅干の色調・風味・外観に異常がないかしっかり検査をします。
検査に合格したらパック詰めに移ります。
パック詰め
検査で合格した梅干は5度目の最終選別を行います。梅干は皮が柔らかく破れやすいので手作業で詰めていきます。
最後に金属探知機など入念に検査し、パック詰めします。
最終工程なので作業する前にエアーシャワー室で洗浄してから詰め場に入ります。
包装・発送
パック詰めした梅干を包装します。
包装後すぐに発送しております。梅干も漬け上げ後すぐが美味しいので出来るだけお客様のもとにお届けできるようにしております。